菖蒲湯っていざやろうと思うと、これでいいの?と不安になりませんか?
そこで今回は「菖蒲湯のやり方をご紹介!由来や効能についても調べてみました。」ということで、菖蒲湯の2通りの方法をご紹介いたします!
また、菖蒲湯の由来や効能についてもまとめてみました。
それでは、さっそくいってみましょう!
菖蒲湯のやり方
菖蒲湯のやり方は大きく分けて2つの方法があります。
①菖蒲をそのまま入れる。
②菖蒲を刻んで布で包み、熱湯をかけて精油成分を抽出し、それを湯船に入れる。
それぞれのやり方を詳しく説明していきますね!
①菖蒲をそのまま入れる方法
- こどもの日が近づいてくると花屋さんやスーパーなどで菖蒲が売られているので、菖蒲を買う。
- 買ってきた菖蒲をきれいに洗う。
- 10本くらいをまとめて輪ゴムでまとめる。
- 浴槽に入れてお湯をためる
②菖蒲を刻んで、精油成分を抽出する方法
- 買ってきた菖蒲をきれいに洗う。
- 菖蒲を小さく切り刻む。
- きれいな布で包んで、洗面器に入れる。
- 熱湯をかけて10〜15分ほど置いておく。
- 洗面器の中のお湯と布袋を湯船に入れる。
①の方法はとってもシンプルで簡単です!
もっと菖蒲の効能を楽しみたい!という方は②の方法を試してみてもいいかもしれませんね♪

菖蒲を用意するのはめんどくさい。だけど、菖蒲湯には入りたい!という方にはコレ!
「菖蒲」ってどんな植物?
そもそも「菖蒲」って何の植物かご存知でしょうか?
「菖蒲」と検索すると、


このような画像が多く出てくると思いますが、これは「花菖蒲」といって、アヤメ科の植物です。
「ショウブ」と「ハナショウブ」、名前が似ているので間違えやすいですが、菖蒲湯に使われる「菖蒲」はサトイモ科の植物で、写真の植物とは全く別物になります。
お花屋さんで「菖蒲」を買われる時は特に注意してくださいね!
菖蒲湯の由来や効能
「こどもの日に菖蒲湯に入るといい」とされていますが、いったいどのような由来や効能があるのでしょうか?
菖蒲湯の由来
「菖蒲湯」の由来は、古代中国から伝わったものです。
古代中国では「端午の節句」は厄払いの行事として行われていました。
当時、この時期の大雨による被害や病気の流行などは全て邪気や魔物のせいと考えていて、邪気を払う目的で菖蒲などの強い香りがある薬草を、「菖蒲酒」にしたり、「菖蒲湯」にしたりしていたそうですよ。
菖蒲湯の効能
菖蒲湯の効能には、血行促進や保温効果があり、それにより肩こりや腰痛、冷え性などにも効果があるようです。
これらの効能は、根っこの部分に多く含まれているアサロンやオイゲノールによるものです。
スーパーで売っている菖蒲には根っこは付いていないかもしれませんが、もし菖蒲の根っこが手に入れば、ぜひお試しくださいね!
菖蒲湯は赤ちゃんでも大丈夫?
菖蒲湯はこどもの日に入る方が多いと思いますが、主役の子どもが赤ちゃんの場合、菖蒲湯に赤ちゃんを入れてもいいのか気になりますよね?
特に大きな問題はないと思いますが、赤ちゃんは肌が弱く、肌荒れやかぶれを引き起こしてしまう可能性もありますので、生後3ヶ月未満の赤ちゃんはやめておいた方がいいかもしれません。
生後3ヶ月以上の赤ちゃんでも、入浴は短時間で済ませ、念のために最後は体を洗い流してあげましょう。
菖蒲を頭に巻く?
地域によっては、菖蒲を頭に巻いて子どもの日をお祝いするところもあるようです。
菖蒲を頭に巻くことで「賢い子になる」という言い伝えがあるようですよ。
菖蒲湯に入れない赤ちゃんは、菖蒲を頭に巻いてお祝い事を楽しんでもいいかもしれませんね。
まとめ
今回は「菖蒲湯のやり方をご紹介!由来や効能についても調べてみました。」ということで、菖蒲湯のやり方と由来や効能についてもまとめてみました。
イベントとして菖蒲湯を楽しんでもいいですし、菖蒲の効果や効能を期待して菖蒲湯に入ってもいいですし、いろんな楽しみ方ができそうですよね!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!